土用の丑の日って、そもそもいつなの?」そんな疑問を持ったことはありませんか?

スーパーでうなぎが並びはじめると何となく気になるけれど、毎年日にちが変わるから、うっかり見逃してしまうという方も多いはずです。この記事では、「土用の丑の日とは?」「土用の丑の日はいつ?」という疑問に、やさしく丁寧にお答えします。

実は「土用の丑の日」は夏だけではなく、春・秋・冬にもあることをご存じでしょうか?しかも年によっては、夏の土用の期間中に「丑の日」が2回やってくることもあります。

この記事を読めば、毎年変わる「土用の丑の日」の仕組みがスッキリわかり、2025年以降の具体的な日付も一覧でチェックできます。

季節の変わり目に体調を崩しやすい日本の夏。「土用の丑の日」にうなぎを食べる理由や風習の背景を知ることで、食卓がもっと意味のあるものになりますよ。

2026年の土用の丑の日はいつ?

土用の丑の日は、毎年同じ日になる行事ではありません。カレンダー上の決まった祝日のように日付が固定されていません
項目2026年の内容
夏の土用の丑の日7月26日(日)
夏土用の期間7月20日(月)〜8月6日(木)
二の丑なし
うなぎを食べる日として有名なのは夏の土用の丑の日

2026年の夏の土用の丑の日は、7月26日(日)です。

夏の土用期間は7月20日(月)〜8月6日(木)で、その間に巡ってくる丑の日は1回だけです。そのため、2026年の夏は「二の丑」がありません。

土用の丑の日は、毎年同じ日になる行事ではありません。カレンダー上の決まった祝日のように日付が固定されているのではなく、土用の期間と十二支の「丑の日」が重なった日によって決まります。

また、土用の期間中に丑の日が1回だけ巡ってくる年もあれば、2回巡ってくる年もあります。丑の日は12日ごとに巡ってくるため、土用期間の始まり方によっては、期間中に2度目の丑の日が入ることがあります。この2回目の丑の日を「二の丑」と呼びます。

2026年の夏は、土用期間中に丑の日が1回だけなので、土用の丑の日は7月26日のみです。

まずは2026年の日付を確認してから、「なぜその日になるのか」「二の丑がある年とない年の違いは何か」を見ていくと、土用の丑の日の仕組みがわかりやすくなります。

2026年の夏の土用の丑の日は7月26日(日)

2026年の夏の土用の丑の日は7月26日(日)

2026年の夏の土用の丑の日は、7月26日(日)です。

この日が、一般的に「うなぎを食べる日」として知られている夏の土用の丑の日にあたります。スーパーや飲食店でうなぎの蒲焼、うな重、うな丼などをよく見かけるのも、この時期です。

土用の丑の日は、夏の土用期間の中にある丑の日を指します。

2026年の場合、夏の土用期間は7月20日(月)から8月6日(木)までです。この期間中に十二支で数えた「丑の日」が巡ってくる日は、7月26日(日)だけになります。

日付の流れを簡単にまとめると、以下のようになります。

日付内容
7月20日(月)夏土用の始まり
7月26日(日)土用の丑の日
8月6日(木)夏土用の終わり

つまり、2026年の夏は、7月26日(日)が土用期間と丑の日の両方に当てはまる日になります。

2026年の夏土用は7月20日(月)〜8月6日(木)

2026年の夏土用は7月20日(月)〜8月6日(木)

2026年の夏土用は、7月20日(月)〜8月6日(木)です。

土用の丑の日だけを見ると7月26日(日)に注目しがちですが、実際にはその前後に「土用」という期間があります。2026年の夏は、その土用期間の中に7月26日(日)の丑の日が入っています。

土用とは、季節が変わる前の約18日間を指す言葉です。

夏の土用は、立秋の直前にあたる期間を指します。2026年の夏土用は7月20日(月)から始まり、8月6日(木)まで続きます。

用語2026年の日付意味
土用入り7月20日(月)夏土用が始まる日
土用の丑の日7月26日(日)夏土用中の丑の日
土用明け8月6日(木)夏土用が終わる日

土用の丑の日は、土用期間の中にある1日です。

そのため、土用の丑の日を理解するには、まず「土用期間がいつからいつまでなのか」を知ることが大切になります。

2026年は二の丑がない年

2026年は二の丑がない年

2026年の夏は、二の丑がない年です。

2026年の夏土用期間にある丑の日は、7月26日(日)の1回だけです。そのため、2026年の夏は「一の丑」のみで、「二の丑」はありません。

二の丑とは、同じ土用期間の中で2回目に巡ってくる丑の日のことです。

丑の日は12日ごとに巡ってきます。一方、土用期間は約18日間あります。そのため、土用期間の中に丑の日が2回入る年もあります。

2026年の夏土用を見てみると、丑の日は7月26日(日)の1回だけです。

夏の土用の丑の日二の丑
2026年7月26日(日)なし
丑の日が2回ある年1回目と2回目の丑の日があるあり

丑の日が土用期間の前半に入る年は、12日後にもう一度丑の日が巡ってくることがあります。その2回目の丑の日が「二の丑」です。

しかし、2026年は土用期間中に丑の日が1回しか入らないため、二の丑はありません。

夏の土用の丑の日カレンダー

土用の丑の日カレンダー

(夏・2025〜2075年)

🐟一の丑・二の丑を表示

土用とは季節の切り替え期間(約18日間)を指し、その間に十二支の「丑」に当たる日があれば、それが「土用の丑の日」です。丑の日が2回あれば、両方とも「土用の丑の日」となり、それぞれ「一の丑」「二の丑」と呼ばれます。

2025年〜2060年の夏の土用の丑の日早見表

2025年〜2060年の夏の土用の丑の日早見表

土用の丑の日は、毎年同じ日ではありません。これは、「土用」の期間が毎年変動し、その中で十二支の「丑(うし)」にあたる日も異なるためです。

【土用の丑の日 早見表(2025年〜2060年)】

一の丑二の丑(ある年のみ)
20257月19日(土)7月31日(木)
20267月26日(日)なし
20277月21日(水)8月2日(月)
20287月27日(木)なし
20297月22日(日)8月3日(金)
20307月29日(月)なし
20317月24日(木)8月5日(火)
20327月30日(金)なし
20337月25日(月)8月6日(土)
20347月20日(木)8月1日(火)
20357月27日(日)なし
20367月21日(月)8月2日(土)
20377月28日(火)なし
20387月23日(金)8月4日(水)
20397月30日(土)なし
20407月24日(火)8月5日(日)
20417月19日(金)7月31日(水)
20427月26日(日)なし
20437月21日(金)8月2日(火)
20447月27日(水)なし
20457月22日(土)8月3日(木)
20467月29日(土)なし
20477月24日(水)8月5日(月)
20487月30日(金)なし
20497月25日(日)8月6日(金)
20507月20日(水)8月1日(月)
20517月27日(木)なし
20527月21日(月)8月2日(土)
20537月28日(火)なし
20547月23日(木)8月4日(火)
20557月30日(金)なし
20567月24日(日)8月5日(金)
20577月19日(木)7月31日(水)
20587月26日(日)なし
20597月21日(火)8月2日(日)
20607月27日(水)なし
20617月22日(金)8月3日(水)
20627月29日(月)なし
20637月24日(火)8月5日(日)
20647月30日(水)なし
20657月25日(土)8月6日(木)
20667月20日(火)8月1日(日)
20677月27日(木)なし
20687月21日(日)8月2日(金)
20697月28日(月)なし
20707月23日(水)8月4日(月)
20717月30日(金)なし
20727月24日(日)8月5日(金)
20737月19日(火)7月31日(日)
20747月26日(木)なし
20757月21日(月)8月2日(火)

※年によっては「丑の日」が土用期間中に2回ある場合があります。その場合は「一の丑」「二の丑」と呼ばれます。

土用の丑の日とは?意味をわかりやすく解説

土用の丑の日とは?意味をわかりやすく解説

土用の丑の日とは、季節の変わり目にあたる「土用」の期間中に、十二支の「丑の日」が重なった日のことです。

「土用の丑の日」と聞くと、夏にうなぎを食べる日を思い浮かべる人が多いかもしれませんね。しかし、本来の意味を分けて考えると、土用は季節の変わり目を表す期間、丑の日は十二支で数える日の名前です。

つまり、土用の丑の日は「土用」という期間と「丑の日」という日付の数え方が重なった日を指します。

特に有名なのは夏の土用の丑の日ですが、土用そのものは春・夏・秋・冬の前にもあります。そのため、土用の丑の日は夏だけでなく、春夏秋冬それぞれに巡ってくることがあります。

まずは、土用の丑の日を次のように分けて考えるとわかりやすくなります。

言葉意味かんたんな考え方
土用季節の変わり目にあたる期間約18日間の期間
丑の日十二支で数える日のひとつ12日に一度めぐる日
土用の丑の日土用の期間中にある丑の日期間と日の名前が重なった日

土用とは季節の変わり目にあたる期間

土用とは季節の変わり目にあたる期間

土用とは、季節が次の季節へ移る前にある、約18日間の期間のことです。

夏の土用がよく知られていますが、土用は夏だけにあるものではありません。春から夏へ、夏から秋へ、秋から冬へ、冬から春へと季節が変わる前にも土用の期間があります。

昔の暦では、季節の変わり目をとても大切に考えていました。春・夏・秋・冬は、急に切り替わるのではなく、少しずつ次の季節へ移っていきます。

たとえば、夏が終わるころは、朝晩の空気が少しやわらぎ、日差しの強さや食欲にも変化が出やすい時期です。このような「季節が入れ替わる準備期間」として考えられてきたものが土用です。

土用は、立春・立夏・立秋・立冬の前にあります。

土用の種類次に来る季節の節目時期のイメージ
春の土用立夏の前春から夏へ向かうころ
夏の土用立秋の前夏から秋へ向かうころ
秋の土用立冬の前秋から冬へ向かうころ
冬の土用立春の前冬から春へ向かうころ

一般的に「土用の丑の日」として有名なのは夏の土用です。うなぎを食べる行事として広く知られているため、土用という言葉そのものも夏のイメージが強くなっています。

ここからは、さらに詳しく知りたい人向けの説明です。

土用とは、季節の変わり目にあたる約18日間の期間を指します。

中国から伝わった「五行(ごぎょう)思想」という自然のルールでは、すべてのものは「木・火・土・金・水(もく・か・ど・ごん・すい)」の5つの力でできていると考えます。

その中で「土(ど)」は、季節と季節をつなぐ役目を持っているとされていています。

  • 春が終わって夏が始まる前の18日間(立夏の前)
  • 夏が終わって秋が始まる前の18日間(立秋の前)
  • 秋が終わって冬が始まる前の18日間(立冬の前)
  • 冬が終わって春が始まる前の18日間(立春の前)

このように季節が切り替わる前の18日間を「土用(どよう)」と呼びます。

土用ってそもそも何?

土用は1年に4回ありますが、特に注目されるのは夏の土用です。この時期は体調を崩しやすいため、昔から健康に気をつける風習が多く残されています。

夏の土用といえば「土用の丑の日(うしのひ)」が有名で、この日にうなぎを食べて元気をつける風習があります。

丑の日とは十二支で数える日のこと

丑の日とは十二支で数える日のこと

十二支と聞くと、年賀状や干支を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、十二支は「年」だけでなく、「日」を数えるときにも使われてきました。そのため、丑の日は「丑年」とは別の考え方になります。

十二支は、次の12種類でひと回りする数え方です。

順番十二支読み方
1
2うし
3とら
4
5たつ
6
7うま
8ひつじ
9さる
10とり
11いぬ
12

この十二支が、日にちにも順番に当てはめられます。子(ね)の日の次は丑(うし)の日、その次は寅(とら)の日というように進み、亥の日まで行くと、また子の日に戻ります。そのため、丑の日は12日に一度めぐってきます。

カレンダーで考えると、丑(うし)の日は毎月1回だけではありません。12日に一度めぐってくるため、月によっては2回から3回ほど丑の日が入る場合があります。

たとえば、ある日が丑(うし)の日だった場合、次の丑の日は基本的に12日後です。

日にちの流れ十二支の例
1日目丑の日
2日目寅の日
3日目卯の日
4日目辰の日
5日目巳の日
6日目午の日
7日目未の日
8日目申の日
9日目酉の日
10日目戌の日
11日目亥の日
12日目子の日
13日目丑の日

丑の日とは、十二支で日にちを数えたときに「丑」にあたる日のことです。

丑年のように1年単位で考えるものではなく、12日に一度めぐってくる日の名前として使われます。土用の丑の日を理解するには、「丑の日は日にちに付く名前」と考えると混乱しにくくなります。

土用と丑の日が重なる日が「土用の丑の日」

土用と丑の日が重なる日が「土用の丑の日」

土用の丑の日とは、土用の期間中にめぐってくる丑の日のことです。

「土用」と「丑の日」は、それぞれ別の意味を持つ言葉です。土用は季節の変わり目の期間を表し、丑の日は十二支で数えた日の名前を表します。この2つが重なった日が、土用の丑の日と呼ばれます。

土用は約18日間あります。一方で、丑の日は12日に一度めぐってきます。

つまり、土用の期間が18日ほどあるため、その期間中に丑の日が1回入る年もあれば、2回入る年もあります。1回目の丑の日は「一の丑」、2回目の丑の日は「二の丑」と呼ばれます。

この仕組みを表にすると、次のようになります。

言葉何を表すかポイント
土用期間約18日間ある
丑の日日にちの名前12日に一度めぐる
土用の丑の日土用期間中の丑の日年によって1回または2回ある

土用の丑の日が毎年同じ日にならない理由も、この仕組みにあります。カレンダー上の祝日のように「毎年7月○日」と決まっているわけではなく、土用の期間と丑の日のめぐり合わせで決まります。

土用の丑の日は、土用という期間と、丑の日という日の名前が重なった日です。

土用の丑の日が、毎年同じ日にならない理由は、土用の期間と丑の日のめぐり方が毎年少しずつ変わるためです。土用の丑の日を覚えるときは、「土用の中にある丑の日」と考えると、意味がすっきり理解できます。

土用の丑の日は夏だけでなく春夏秋冬にある

土用の丑の日は夏だけでなく春夏秋冬にある

土用の丑の日は、夏だけでなく春・夏・秋・冬にもあります。

ただし、うなぎを食べる日として広く知られているのは、主に夏の土用の丑の日です。そのため、多くの人が「土用の丑の日=夏の行事」と考えやすくなっています。

土用は、立春・立夏・立秋・立冬の前にあります。つまり、春夏秋冬それぞれの季節が始まる前に、土用の期間があるということです。

その土用期間中に丑の日が来れば、春でも秋でも冬でも土用の丑の日になります。

土用の種類季節の流れ土用の丑の日はあるか
春の土用春から夏へ向かう前ある
夏の土用夏から秋へ向かう前ある
秋の土用秋から冬へ向かう前ある
冬の土用冬から春へ向かう前ある

ただし、食文化として特に有名になったのは夏の土用の丑の日です。夏の暑い時期にうなぎを食べる風習が広まったことで、「土用の丑の日」と聞くと夏を連想する人が多くなりました。

たとえば、春の土用期間中に丑の日があれば、春の土用の丑の日になります。秋の土用期間中に丑の日があれば、秋の土用の丑の日です。

しかし、スーパーや飲食店で大きく宣伝される土用の丑の日は、ほとんどの場合、夏の土用の丑の日を指しています。店頭にうなぎの蒲焼が多く並び、「土用の丑の日」と書かれたポスターが貼られる時期も、夏が中心です。

次のように分けて考えるとわかりやすくなります。

考え方内容
暦としての土用の丑の日春夏秋冬にある
食文化として有名な土用の丑の日夏の土用の丑の日
うなぎを食べる行事として知られる日主に夏の土用の丑の日
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一の丑・二の丑とは?意味をわかりやすく解説

一の丑・二の丑とは?意味をわかりやすく解説

一の丑とは、土用期間中に最初にめぐってくる丑の日のことです。二の丑とは、同じ土用期間中に2回目にめぐってくる丑の日を指します。

土用の期間は約18日間あります。一方で、丑の日は12日に一度めぐってきます。そのため、土用期間中に丑の日が1回だけ入る年もあれば、2回入る年もあります。

土用の丑の日が1回だけの年は「一の丑」だけです。土用の丑の日が2回ある年は、1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びます。

呼び方意味考え方
一の丑土用期間中の1回目の丑の日最初に来る土用の丑の日
二の丑土用期間中の2回目の丑の日2回目に来る土用の丑の日
二の丑がない年土用期間中の丑の日が1回だけの年土用の中に丑の日が1回しか入らない

「土用の丑の日」と聞くと、毎年1日だけと思う人も多いかもしれません。しかし、土用の期間と丑の日の巡り方によって、年によって回数が変わります。

料理にたとえるなら、土用は「期間限定フェア」、丑の日は「フェア期間中に当たる特別な日」のようなものです。フェア期間中に特別な日が1回だけ来る年もあれば、2回めぐってくる年もあります。

一の丑は土用期間中の1回目の丑の日

一の丑は土用期間中の1回目の丑の日

一の丑とは、土用期間中に最初にめぐってくる丑の日のことです。

土用の丑の日が1回だけの年は、その日が一の丑になります。土用の丑の日が2回ある年でも、最初に来る丑の日は一の丑と呼ばれます。

土用は、季節の変わり目にあたる約18日間の期間です。丑の日は、十二支で日にちを数えたときに「丑」にあたる日を指します。

土用の期間中に丑の日が来ると、土用の丑の日になります。その土用期間中で最初に来る丑の日が「一の丑」です。

「一の丑」の「一」は、1番目という意味で考えるとわかりやすくなります。特別な種類の丑の日ではなく、土用期間中に最初に来た丑の日を区別するための呼び方です。

言葉意味
土用季節の変わり目にあたる約18日間
丑の日十二支で数えたときに丑にあたる日
一の丑土用期間中の1回目の丑の日

たとえば、夏の土用期間中に丑の日が1回だけある年を考えます。その場合、土用期間中にめぐってくる丑の日は1日だけなので、その日が一の丑になります。

二の丑は土用期間中の2回目の丑の日

二の丑は土用期間中の2回目の丑の日

二の丑とは、土用期間中に2回目にめぐってくる丑の日のことです。

二の丑は毎年必ずあるわけではありません。土用期間中に丑の日が2回入った年だけ、二の丑が生まれます。

丑の日は12日に一度めぐってきます。土用の期間は約18日間あるため、丑の日が土用期間の前半に来ると、12日後にもう一度丑の日が入る場合があります。

その場合、1回目の丑の日が一の丑、2回目の丑の日が二の丑です。

反対に、丑の日が土用期間の後半に来ると、次の丑の日は土用期間の外に出てしまうことがあります。その年は、二の丑がありません。

土用期間中の丑の日の数呼び方
1回だけ一の丑のみ
2回ある一の丑と二の丑

二の丑は、1回目と2回目で意味が大きく変わるわけではありません。二の丑は、土用期間中に丑の日が2回あった場合の「2回目の土用の丑の日」と考えると自然です。

たとえば、ある年の夏の土用が7月20日から8月6日までだとします。7月21日に丑の日がある場合、12日後の8月2日も丑の日になります。

この場合、7月21日が一の丑、8月2日が二の丑です。

日付の例状況呼び方
7月21日土用期間中の1回目の丑の日一の丑
8月2日土用期間中の2回目の丑の日二の丑

二の丑とは、土用期間中に2回目にめぐってくる丑の日です。二の丑は毎年必ずある日ではなく、土用期間中に丑の日が2回入った年だけあります。一の丑と二の丑の違いは、土用期間中で何番目に来る丑の日かという点にあります。

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土用の丑の日にうなぎを食べる理由

土用の丑の日にうなぎを食べる理由

土用の丑の日にうなぎを食べる理由には、昔から「う」のつく食べ物を食べる風習があったことや、江戸時代にうなぎを食べる習慣が広まったという説があります。

土用の丑の日と聞くと、最初からうなぎを食べる日として決まっていたように感じる人もいるかもしれません。しかし、もともとは「丑の日に『う』のつく食べ物を食べるとよい」という考え方があり、その食べ物のひとつとしてうなぎが親しまれるようになったと考えられています。

また、夏の土用は暑さが厳しい時期にあたり、食欲が落ちやすい季節でもあります。うなぎは脂のある食べ物で、ごはんと合わせる蒲焼やうな丼として食べやすいため、暑い時期の食事として広まりやすかった面もあります。

ただし、土用の丑の日は「うなぎの旬」と同じ意味ではありません。土用の丑の日は暦で決まる行事の日であり、うなぎのおいしい時期とは分けて考えるとわかりやすくなります。

理由内容わかりやすい考え方
「う」のつく食べ物の風習丑の日に「う」のつく食べ物を食べる考え方があったうなぎ以外も対象になる
平賀源内の説江戸時代にうなぎを売る工夫として広まったという説がある宣伝がきっかけになった話
暑い時期の食事うなぎはごはんと合わせやすく、夏の食事として親しまれた食文化として広がった
旬との違い土用の丑の日は暦で決まるおいしい時期とは別の話

「う」のつく食べ物を食べる風習があった

「う」のつく食べ物を食べる風習があった

土用の丑の日にうなぎを食べる背景には、昔から丑の日に「う」のつく食べ物を食べる風習があったとされています。

うなぎだけが特別に選ばれていたというより、「う」のつく食べ物のひとつとして、うなぎが広く知られるようになったと考えるとわかりやすいです。

昔の人は、季節の変わり目を体調や暮らしが乱れやすい時期として意識していました。土用は、まさに季節が次へ移る前の期間です。

夏の土用は、今の感覚でも暑さが厳しく、食欲が落ちやすい時期にあたります。そのような時期に、縁起をかついで「う」のつく食べ物を食べる風習があったといわれています。

「丑の日」の「丑」は「うし」と読みます。そのため、「う」から始まる食べ物と結びつきやすかったのでしょう。

「う」のつく食べ物特徴
うなぎ脂があり、ごはんと合わせやすい
うどんのどごしがよく、食べやすい
梅干し酸味があり、ごはんに合わせやすい
水分が多く、さっぱり食べやすい

うなぎは有名ですが、うどん、梅干し、瓜なども「う」のつく食べ物です。土用の丑の日は、必ずうなぎを食べなければならない日ではありません。

江戸時代に広まった平賀源内の説

江戸時代に火がついた!平賀源内の“看板戦略”とは

「土用の丑の日にうなぎを食べる」習慣が広まったきっかけは、江戸時代の学者・平賀源内の宣伝アイデアでした。現代風に例えるなら「江戸時代のマーケティング戦略」ですね。

江戸時代、夏の暑い時期はうなぎの売れ行きが悪くなることがありました。あるうなぎ屋が平賀源内に相談したところ、源内は「本日は土用の丑、鰻食うべし」と書いた看板を出すことを提案しました。これが話題となり、多くの人がその日にうなぎを食べるようになったといわれています。

たとえるなら、「バレンタインにチョコレートを贈る」という文化が、お菓子業界の販促から始まったのと似ています。当時のうなぎ屋も、平賀源内のアイデアを“季節の行事”に変えてしまったのです。

土用の丑の日にうなぎを食べるという風習は、もともと民間の販促から広まったものでした。しかしその発想が見事に時代に合い、今では夏の風物詩として定着しています。

「土用の丑の日」はうなぎを食べるきっかけに

「土用の丑の日」はうなぎを食べるきっかけに

うなぎは高価なため、普段の食卓に並ぶことはあまりありませんが、「土用の丑の日」には手に取りやすい価格で販売されることも多く、食べるきっかけになります。

この季節ならではの習慣が、特別なごちそうを気軽に楽しむ良い機会となっています。そうした意味でも、「土用の丑の日」があるのはうれしいことですね。

土用の丑の日とうなぎの関係を知ったうえで、実際においしい時期も気になる方は、うなぎの旬はいつなのか、天然と養殖の違いもあわせて確認しておくと選びやすくなります。

うなぎの旬って夏じゃないの?天然と養殖でまったく違うその理由
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うなぎは暑い時期に親しまれてきた

うなぎは暑い時期に親しまれてきた

うなぎは、暑い時期の食事として昔から親しまれてきた食べ物です。

うなぎには、たんぱく質や脂質、ビタミン類などが含まれています。栄養成分については、農林水産省「ウナギに関する疑問」で夏バテ予防に必要な栄養素が豊富に含まれています。と説明されています。

ただし、うなぎを食べれば体調が必ずよくなるという意味ではありません。

夏の土用は、暑さが厳しくなりやすい時期です。暑い日が続くと、食欲が落ちたり、冷たい麺類や飲み物に偏ったりする人もいます。

そのような時期に、甘辛いタレをまとったうなぎの蒲焼は、ごはんと一緒に食べやすい料理です。香ばしいにおい、脂のある身、甘辛いタレの組み合わせは、食欲をそそりやすい特徴があります。

土用の丑の日とうなぎの旬は同じではない

土用の丑の日とうなぎの旬は同じではない

土用の丑の日とうなぎの旬は、同じ意味ではありません。

土用の丑の日は暦で決まる行事の日です。一方で、うなぎの旬は、うなぎが天然か養殖か、地域、流通の状態によって考え方が変わります。

土用の丑の日は、土用の期間中に丑の日が重なった日を指します。つまり、暦の上で決まる日です。

一方で、旬は食材がおいしく感じられやすい時期や、出回りやすい時期を表す言葉として使われます。うなぎの場合、天然うなぎと養殖うなぎで考え方が変わります。

うなぎの本当の旬や、天然うなぎと養殖うなぎの違いを詳しく知りたい方は、うなぎの旬はいつなのかも参考にしてください。

うなぎの旬って夏じゃないの?天然と養殖でまったく違うその理由
うなぎの旬って夏じゃないの?天然と養殖でまったく違うその理由 「うなぎの旬」と聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「夏の土用の丑の日」かもしれません。確かにこの時期は、スーパーや飲食店でうな...
比較するもの決まり方考え方
土用の丑の日暦で決まる土用期間と丑の日が重なった日
うなぎの旬食材の状態や流通で考える天然・養殖・地域で違いがある
夏にうなぎを食べる理由風習や食文化行事として広まった

夏の土用の丑の日は、うなぎを食べる行事として有名です。しかし、天然うなぎだけで見ると、一般的には秋から冬にかけて脂がのりやすいといわれています。

一方で、スーパーや専門店に並ぶうなぎの多くは養殖うなぎです。養殖うなぎは流通が安定しやすく、夏でも食べやすい状態で販売されています。そのため、土用の丑の日にうなぎを楽しむ文化が続いています。

土用の丑の日は暦で決まる行事の日であり、うなぎの旬そのものを表す言葉ではありません。夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、風習や食文化として広まったものです。

土用の丑の日のうなぎの楽しみ方

土用の丑の日のうなぎの楽しみ方

土用の丑の日にうなぎを楽しむなら、定番の蒲焼だけでなく、白焼きやうな丼など、食べ方の違いを知っておくと選びやすくなります。うなぎ料理は見た目が似ていても、味付けや焼き方、地域による調理方法によって印象が変わります。

料理に詳しくない人でも、まずは「甘辛いタレを楽しむなら蒲焼」「うなぎそのものの風味を味わうなら白焼き」「ご飯と一緒に手軽に食べるならうな丼」と考えると、土用の丑の日の食事を選びやすくなります。

食べ方特徴向いている人
蒲焼甘辛いタレで焼いた定番料理迷わず定番を楽しみたい人
白焼きタレを使わず焼いた料理うなぎ本来の味を楽しみたい人
うな丼ご飯の上にうなぎをのせた料理手軽に満足感を得たい人
うな重重箱にご飯とうなぎを盛った料理少し特別感を出したい人

蒲焼・白焼き・うな丼などの定番

蒲焼・白焼き・うな丼などの定番

土用の丑の日にうなぎを食べるなら、まずは蒲焼・白焼き・うな丼の違いを知っておくと、自分に合う食べ方を選びやすくなります。

甘辛い味が好きな人には蒲焼、うなぎの香ばしさや風味を味わいたい人には白焼き、ご飯と一緒にしっかり食べたい人にはうな丼が向いています。

定番料理味の特徴食べやすさ
蒲焼甘辛くて香ばしい初心者でも食べやすい
白焼きあっさりして素材の味が出やすい大人向けの味わい
うな丼ご飯とタレの相性がよい満足感がある
うな重見た目に特別感がある行事感を楽しめる

うなぎ料理は、同じうなぎを使っていても、タレを使うかどうか、ご飯と合わせるかどうかで味わいが大きく変わります。

蒲焼は、うなぎに甘辛いタレをつけて焼く料理です。タレの香ばしさが食欲をそそるため、うなぎ料理の中でも特に親しみやすい食べ方といえます。土用の丑の日にスーパーや飲食店で多く見かける料理も、蒲焼が中心です。

白焼きは、うなぎにタレをつけずに焼く料理です。味付けが控えめな分、うなぎの香りや脂の風味がわかりやすくなります。わさびやしょうゆを少し添えて食べることもあり、蒲焼よりもすっきりした印象になります。

白焼きをしょうゆで味わうなら、醤油の種類と使い分けを知っておくと、うなぎの風味をより楽しみやすくなります。

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うな丼は、ご飯の上に蒲焼をのせた料理です。ご飯にタレがしみ込むため、うなぎだけで食べるよりも食事としての満足感が出やすくなります。うな重も似ていますが、重箱に盛ることで見た目に特別感が生まれます。

関東風と関西風の蒲焼の違い

関東風と関西風の蒲焼の違い

土用の丑の日には、栄養価の高いうなぎを食べて夏バテを防ぐという習慣が古くから日本に根付いています。その中心的な料理が「うなぎの蒲焼」。この蒲焼の作り方は、関東風と関西風では、うなぎの開き方や調理工程に違いがあります。

関東風と関西風の蒲焼の違いは、主にうなぎの開き方と焼く前に蒸すかどうかです。

関東風は、うなぎを背開きにして、焼く前や途中で蒸すことが多い調理方法です。身がやわらかく、ふっくらした食感になりやすい特徴があります。

関西風は、うなぎを腹開きにして、蒸さずに焼き上げることが多い調理方法です。香ばしさが出やすく、表面の焼き目や食感を楽しみやすくなります。

比較項目関東風関西風
開き方 背開き腹開き
調理の特徴蒸してから焼くことが多い蒸さずに焼くことが多い
食感ふっくらやわらかい香ばしくしっかりした食感
味の印象上品でやさしい香ばしさが強い

関東風と関西風の違いは、昔からの地域ごとの調理文化によって生まれたといわれています。

関東風では、うなぎを一度焼いてから蒸し、さらにタレをつけて焼く流れがよく使われます。蒸す工程が入ることで、余分な脂が落ちやすく、身がやわらかく仕上がります。ふわっとした口当たりが好きな人には、関東風が食べやすいでしょう。

関西風では、うなぎを蒸さずに焼く方法がよく使われます。直火で焼く時間が長くなりやすいため、表面に香ばしさが出ます。皮や身の食感をしっかり感じたい人には、関西風が合いやすくなります。

また、開き方にも違いがあります。関東風は背開き、関西風は腹開きが一般的とされています。ただし、現在はお店や地域によって調理方法が異なる場合もあるため、必ずすべての店に当てはまるわけではありません。

関東風の特徴:背開きでふっくら蒸し焼き
関東風の特徴:背開きでふっくら蒸し焼き

関東地方では、武士文化の影響から「腹を切る」ことを避ける意味合いで、うなぎは背中から開かれます。この開き方を「背開き」と呼びます。

さらに関東風の特徴として、開いたうなぎを一度白焼き(素焼き)にし、その後に蒸す工程を経てから、タレをつけて焼くという段階的な調理法を採用しています。これにより、余分な脂が落ちて身がふっくら柔らかく仕上がります。

関西風の特徴:腹開きで香ばしく直火焼き
関西風の特徴:腹開きで香ばしく直火焼き

関西地方では商人文化の影響から「腹を割って話す」ことを良しとする風習があり、うなぎは腹から開かれる「腹開き」が主流です。

また、関西風の蒲焼では、白焼きにした後に蒸さず、そのままタレをつけて何度も直火で焼き上げる「地焼き」スタイルが特徴です。これにより、皮はパリッと香ばしく、身にはしっかりとした歯ごたえが残ります。

このような違いは、それぞれの地域で育まれてきた食文化や生活様式の影響を色濃く反映しています。関東では繊細で上品な味わいが好まれ、関西では力強く香ばしい風味が親しまれてきました。

どちらが優れているというよりも、それぞれに個性と魅力があり、どちらのスタイルもうなぎの蒲焼として高い完成度を誇ります。

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土用の丑の日に関するよくある疑問

土用の丑の日に関するよくある疑問

土用の丑の日は、毎年同じ日ではなく、年によって日付や回数が変わります。また、夏だけの行事と思われがちですが、土用は春夏秋冬にあるため、土用の丑の日も年に複数回あります。ここでは、土用の丑の日についてよくある疑問を簡単に確認しておきましょう。

土用の丑の日は毎年同じ日ですか?

いいえ、毎年同じ日ではありません。土用の期間と十二支の「丑の日」が重なる日によって決まるため、年によって日付が変わります。

土用の丑の日は年に何回ありますか?

年によって回数は変わります。土用は春夏秋冬にあるため、土用の丑の日は年に数回あります。

土用の丑の日は夏だけですか?

いいえ、夏だけではありません。春・夏・秋・冬それぞれの土用期間に、丑の日が巡ってくることがあります。

二の丑とは何ですか?

二の丑とは、同じ土用期間の中で2回目に巡ってくる丑の日のことです。1回目は「一の丑」と呼ばれます。

土用の丑の日にうなぎを食べないといけませんか?

必ず食べなければいけないものではありません。昔からの風習としてうなぎが広まりましたが、無理に食べる必要はありません。

まとめ|土用の丑の日とは、土用期間中に巡ってくる丑の日のこと

まとめ|土用の丑の日とは、土用期間中に巡ってくる丑の日のこと

この記事では、土用の丑の日とは何か、今年の土用の丑の日はいつなのか、うなぎを食べる理由や春夏秋冬の土用との違いについて解説しました。

土用の丑の日とは、季節の変わり目にあたる「土用」の期間中に、十二支で数える「丑の日」が重なった日のことです。土用の丑の日と聞くと、夏にうなぎを食べる日というイメージが強いかもしれません。しかし、本来は暦で決まる日であり、毎年同じ日になる行事ではありません。

特に大切なポイントは、次のとおりです。

  • 土用とは、季節が変わる前にある約18日間の期間のこと
  • 丑の日とは、十二支で日にちを数えたときに「丑」にあたる日のこと
  • 土用の丑の日は、土用期間中にめぐってくる丑の日のこと
  • 2026年の夏の土用の丑の日は、7月26日(日)
  • 2026年の夏土用は、7月20日(月)〜8月6日(木)
  • 2026年の夏は、二の丑がない年
  • 一の丑は土用期間中の1回目の丑の日、二の丑は2回目の丑の日
  • 土用の丑の日は夏だけでなく、春夏秋冬にある
  • うなぎを食べる理由には、「う」のつく食べ物を食べる風習や平賀源内の説がある
  • 土用の丑の日とうなぎの旬は、同じ意味ではない

土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、昔からの風習や食文化として広まってきました。ただし、土用の丑の日は「必ずうなぎを食べなければならない日」ではありません。うなぎが苦手な場合や、価格が気になる場合は、うどん、梅干し、瓜など「う」のつく食べ物を取り入れても、季節の行事として楽しめます。

また、夏の土用の丑の日はうなぎが有名ですが、土用そのものは春・夏・秋・冬それぞれの季節の変わり目にあります。春土用、秋土用、冬土用にも食べ物にまつわる考え方がありますが、夏の土用の丑の日ほど全国的にうなぎと強く結びついているわけではありません。

土用の丑の日を理解するときは、「土用は期間」「丑の日は日の名前」「土用の丑の日は期間と日の名前が重なった日」と分けて考えるとわかりやすくなります。今年の日付を確認しながら、家庭に合った形でうなぎや「う」のつく食べ物を楽しんでみてください。