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ハマチとブリの違いを簡単解説!回転寿司でも迷わなくなる意外な真実

ハマチとブリの違いを簡単解説!回転寿司でも迷わなくなる意外な真実
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この記事では、「ハマチとブリの違い」について、料理初心者にもわかりやすく丁寧に解説していきます。呼び方の違いや成長過程、見た目や味の違い、さらには価格や寄生虫の安全性、保存方法まで幅広くカバーしています。

「ハマチ」と「ブリ」について、こんな悩みはありませんか?

  • ハマチとブリって、実は同じ魚なの?それとも違う魚?
  • ハマチとブリって、、同じ魚なの?
  • 名前が違うだけで、味も値段も変わるの?

この記事では、こうした疑問をスッキリ解決できる内容になっています。魚に詳しくない方や、普段はあまり魚を買わない方でも安心して読めるように、専門用語はかみ砕いて説明しています。

ハマチとブリって何が違うの?

ハマチとブリって何が違うの?

ハマチとブリは実は同じ魚で、成長の大きさによって呼び名が変わる「出世魚」です。地域によって呼び方が異なり、特に関西では「ハマチ」、関東では「イナダ」など別の名前で呼ばれることもあります。つまり、ハマチもブリも種類が違うのではなく、「成長段階の違い」が本当の答えです。

「ハマチ」という名が広まったのは回転寿司

「ハマチ」という名が広まったのは回転寿司

「ハマチ」という呼び名が全国的に広く知られるようになった背景には、回転寿司の普及があります。1970年代以降、回転寿司チェーンが全国に広がる中で、関西圏の呼び方である「ハマチ」という言葉が全国に浸透しました。

かつて「ハマチ」は、関西地方を中心に使われていた呼び名で、天然物のブリの若魚を指していました。しかし、養殖技術が発達し、養殖されたブリの若魚が安定して市場に出回るようになると、この養殖魚に「ハマチ」という名前が定着しました。

回転寿司店は、この養殖ハマチを新鮮かつリーズナブルな価格で提供することで、全国の多くの人々に「ハマチ」という名前と美味しさを広めることになったのです。

ハマチとはどんな魚?

ハマチとはどんな魚?

ハマチは、ブリの若い時期の呼び名で、体長約40~60cmほどの中型の魚です。

ハマチは、ブリの若魚です。天然のハマチはさっぱりとしていて非常に食べやすいのが特徴です。

関西地方の呼び名

ワカナ、ツバス体30cm以下
ハマチ体長30~60cm
メジロ体長60~80cm
ブリ体長80cm以上

●大きさは目安です

関東地方の呼び名

ワカシ、ワカナ、ワカナゴ体長30cm以下
イナダ体長30~60cm
ワラサ体長60~80cm
ブリ体長80cm以上

●大きさは目安です

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つまりハマチとブリは同じ魚?

つまりハマチとブリは同じ魚?

ハマチとブリは同じ魚です。ただし、成長段階と地域によって名前が変わります。

ブリは「出世魚」と呼ばれ、成長とともに名前が変化します。関西では小さいうちは「ツバス」、中くらいが「ハマチ」、大きくなると「メジロ」「ブリ」。一方、関東では「ワカシ」「イナダ」「ワラサ」「ブリ」と呼ばれます。

ハマチとブリは種類の違う魚ではなく、「成長の段階が違う同じ魚。つまり、どちらを食べても基本的にはブリの味わいを楽しめるということです。

ハマチとブリの味・脂のり・食感の違い

ハマチとブリの味・脂のり・食感の違い

ハマチとブリは同じ種類の魚ですが、成長段階が違うため、味、脂のり、そして食感が異なります。天然ハマチはあっさりとした脂と適度なコリコリ感が特徴で、ブリは脂がたっぷりでとろけるような食感が特徴です。

特徴天然ハマチ(若魚)天然ブリ(成魚)
脂のり控えめでさっぱり濃厚でこってり
食感適度なコリコリ感とろけるような食感
旨味比較的淡白でクセが少ない強い旨味と深みがある

脂のり比較:ハマチは控えめ、ブリはしっかり?

脂のり比較:ハマチは控えめ、ブリはしっかり?

天然物の場合、一般的にハマチの脂のりは控えめで上品ブリはしっかり濃厚である傾向があります。

ハマチ(若魚)は、大きく成長するために活発に泳ぎ回ります。この時期のハマチの身には、まだ脂はそれほど多くない状態です。天然ハマチの脂は、身全体に程よく分散し、口の中で脂がとろけすぎない味わいになります。

ブリ(成魚)は、ハマチにに比べ脂の量は多めです。冬に漁獲される「寒ブリ」は身に豊富な脂を蓄えます。この脂が、ブリ特有の濃厚な旨味と風味を生み出します。

ただし、養殖のハマチは、餌の工夫によって脂の量を調整していることが多く、天然物よりも脂がしっかり乗っている傾向にあります。

  • 脂のり:魚の身に含まれる脂の量。多いほどコクやうま味を強く感じます。
  • 寒ブリ:冬に漁獲されるブリ。最も脂がのった状態とされ、高級魚として扱われます。

味わいと食感の比較:刺身・焼き・煮付けでの違い

味わいと食感の比較:刺身・焼き・煮付けでの違い

天然のハマチは刺身では適度なコリコリ感と上品な旨味が引き立ちます。ブリは加熱すると旨味が凝縮し、煮付けや照り焼きでその濃厚な脂と弾力のある食感が活かされます。

刺身での違い
  • ハマチ: 天然のハマチは身が適度にコリコリ感があり、脂はさっぱりとしている。
  • ブリ: とろけるような食感。濃厚な脂が口の中に広がり、強い旨味を感じられます。
加熱料理での違い(焼き・煮付け)
  • ハマチ: 脂が少ない分、加熱しすぎると身がパサつきやすい傾向があります。火を通す場合は、短時間で仕上げるか、魚の水分を保つ調理法が向きます。
  • ブリ: 豊富な脂があるため、加熱しても身が硬くなりにくく、ふっくら仕上がります。特に煮付けや照り焼きでは、脂が煮汁やタレに溶け出し、濃厚な旨味となって全体に絡みつきます。

料理別おすすめ:ハマチが向く料理/ブリが向く料理

料理別おすすめ:ハマチが向く料理/ブリが向く料理

ハマチのクセの少ないな脂は、素材そのものの味を生かす調理法が最適です。刺身やカルパッチョのように生で食べることで、きめ細かな身の柔らかさと繊細な旨味が引き立ちます。

ブリの強い旨味と濃厚な脂は、醤油や味噌などの濃い味付けに負けません。加熱によって脂が溶け出し、大根や他の食材に染み込む煮付けや、タレを絡ませる照り焼きにすることで、魚の持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

ハマチが向く料理ブリが向く料理
刺身・寿司(若魚ならではの柔らかさ)刺身・寿司(とろけるようなうま味と食感)
カルパッチョ(上品な脂がソースと合う)照り焼き(豊富な脂とタレが絡み濃厚に)
軽い塩焼き(あっさりとした風味を楽しむ)ブリ大根(脂と旨味が大根に染み込み絶品)

天然のハマチとブリと養殖のハマチとブリの違い

天然のハマチとブリと養殖のハマチとブリの違い

ハマチやブリには、自然の海で育った「天然」と、人間が管理して育てた「養殖の2種類があります。この2つは、育つ環境や与えられるエサが異なるため、味、脂の量、そして手に入る時期(旬)に大きな違いがあります。

天然物は季節によって味が変わり、養殖物は安定した品質と脂の乗りが特徴です。

魚の種類育ち方主な特徴
天然物自然の海で育つ季節によって味が変わる。漁獲量が不安定
養殖物生け簀(いけす)で育てられる脂の乗りが一定で身が柔らかい。一年中安定して手に入る

天然のハマチとブリの特徴

天然のハマチとブリの特徴

天然のハマチとブリは、季節や漁場(ぎょば)によって味が大きく変わり、特に身が引き締まり、上質な旨味を持っています。

天然の魚は、広大な海で自力でエサを探し活発に泳ぎ回ります。この運動量の多さにより、筋肉が発達し、身が引き締まります。また、エサが自然の小魚であるため、脂の乗り方が季節に大きく左右されます。

特に大型のブリは、冬の産卵期に備えて大量にエサを食べ、極上の脂を蓄えるため、「寒ブリ」として珍重されます。天然のハマチは、夏から秋にかけて獲れ、ブリほど濃厚ではない、上品で爽やかな脂が特徴です。

養殖のハマチとブリの特徴

養殖のハマチとブリの特徴

養殖のハマチとブリは、安定した環境で育つため、一年を通して品質が一定しており、脂の乗りが良く、身が柔らかいのが特徴です。

養殖魚は、海に設置された生け簀(いけす)などの管理された環境で育てられます。運動量が天然魚ほど多くないため、身が柔らかくなる傾向があります。さらに、魚に与えるエサ(飼料)を工夫することで、天然物より意図的に脂を多く乗せたり、身の色や風味を調整したりできます。

これにより、季節に関係なく、いつでも一定の品質の魚を安定して市場に供給することが可能になります。特に回転寿司でよく提供されるハマチは、ほとんどがこの養殖によるものです。

生け簀(いけす): 海の一部を網や柵で区切り、魚を飼育するために作った囲いのことです。魚が逃げないように管理されています。

ハマチとブリの価格の違い

ハマチとブリの価格の違い

ハマチとブリは、天然物か養殖物かによって価格の安定性が異なります。また、スーパーなどの小売店では、ある程度の大きさになった魚は、呼び名に関係なく「ブリ」として売られることが多いです。

小売店で「ブリ」パック商品には「ブリの刺身」「ブリカマ」などの名前が使われることが一般的です。「ブリ」という名前が多く使われるのには理由があります。それは、ブリは出世魚の中でも最も大きく成長した魚として知られ、縁起が良いイメージや高級魚としてのイメージが強いためです。

魚のプロではない一般の消費者に、様々な呼び名(ハマチ、メジロ、ワラサなど)で売ると、魚の種類や品質について混乱を招く可能性があります。そのため、ある程度の大きさになった魚は、「ブリ」という統一された名前で販売することが一般的です。これにより、消費者は安心して魚を選べます。

天然物

自然の海で獲れるため、漁獲量(獲れる量)が天候や海の状況に大きく左右されます。獲れる量が少ないと価格は高騰し、豊漁だと価格は下がります。

養殖物

人間が管理された生け簀で育てるため、計画的に安定した量を出荷できます。そのため、価格は一年を通して非常に安定しており、天然物と比べてリーズナブルであることが多いです。

新鮮なハマチとブリの見分け方と選び方

新鮮なハマチとブリの見分け方と選び方

新鮮なハマチやブリを選ぶために、料理初心者の人は、魚の切り身やお刺身の状態を注意深く観察することが大切です。鮮度の良い魚は、身の色が鮮やかで、切り口の角がピンと立っています。色つやや水分量、血合いの状態などをよく観察することで、家庭でも美味しいハマチやブリを楽しめます。

チェックポイント新鮮な状態鮮度が落ちた状態
身の色鮮やかで透明感がある白っぽく濁っている、血合いが茶色い
切り口角がピンと立っている丸みを帯びてダレている
ドリップ(水分)ほとんど出ていないパックに赤い水分がたまっている
  • 色と透明感
    新鮮な魚の身は、細胞が壊れていないため、ツヤがあり、透明感のあるピンク色や赤みを帯びています。鮮度が落ちると、身が酸化して白っぽく濁り始め、身に含まれる血合い(ちあい)の部分も鮮やかな赤から茶色っぽく変色します。
  • 切り口のハリ
    新鮮な魚の身は、細胞がしっかりとしているため、包丁で切った切り口の角がピンとしています。鮮度が落ち、身が柔らかくなると、切り口の角が崩れて丸みを帯び、全体がダレて見えます。
  • ドリップ(水分)
    魚のパックの底に赤い水分(ドリップ)がたまっているのは、魚の細胞から旨味成分が流れ出てしまっている証拠です。新鮮な魚からは、ほとんど水分が出ていません。
  • ドリップ: 魚の身から出てくる赤い水分や液体のことです。
  • 血合い(ちあい): 魚の身の中でも特に色が濃い赤色の部分です。血液が多く含まれており、鮮度が落ちると茶色っぽく変色しやすい特徴があります。

ハマチとブリはアニサキスは大丈夫?

ハマチとブリはアニサキスは大丈夫?

養殖のハマチとブリは、基本的にアニサキスの心配はほとんどありません。ただし、天然のものには注意が必要です。

アニサキスは、魚の内臓にいることが多い小さな寄生虫です。魚が生きている間は内臓にいますが、魚が死んで鮮度が落ちてくると、内臓から筋肉(身)の部分に移動してくることがあります。ハマチやブリも、サバやイカなどと同様に、アニサキスが寄生する可能性のある魚です。

特に天然の魚は、海で自然の小魚などを食べて育つため、アニサキスが寄生している可能性が高くなります。一方、養殖の魚は、人工的に作られたエサを与えられていることが多いため、アニサキスがいる可能性は非常に低いです。

アニサキスを心配せずに食べるには、次の方法が有効です。

参考:厚生労働省 アニサキスによる食中毒を予防しましょう

  • 十分な加熱(60℃で1分以上): 火を通せばアニサキスは死滅します。
  • -20℃以下で24時間以上の冷凍: 冷凍処理でもアニサキスは死滅します。
  • 目視(もくし)で確認し、取り除く: 小さな白い糸のようなものを見つけたら、取り除いてください。
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ハマチとブリの保存方法

ハマチとブリの保存方法

ハマチやブリは傷みやすい魚のひとつです。購入後はすぐに下処理をし、適切に冷蔵・冷凍保存することで、味や食感を保ちやすくなります。保存方法を少し工夫するだけで、調理時の美味しさが大きく変わるため、知っておくと安心です。

保存方法保存期間(目安)おすすめの魚の状態
冷蔵1~2日お刺身、切り身(当日または翌日調理)
冷凍2週間~1ヶ月加熱用切り身(すぐに使わない場合)

ハマチとブリの冷蔵保存の方法

ハマチとブリの冷蔵保存の方法

ハマチやブリの冷蔵保存は2日以内に食べきる場合に適しており、ペーパー+ラップでの保存が基本です。

  1. 水分を拭き取る: キッチンペーパーで切り身の表面の水分を拭き取ります。
  2. キッチンペーパーで包む:一切れずつ、キッチンペーパーで包む
  3. ラップで包む: 一切れずつ、空気が入らないようにラップで包みます。
  4. チルド室へ: 温度の低いチルド室で保存すると、より鮮度が保たれます。

ハマチとブリの冷凍保存と解凍方法

ハマチとブリの冷凍保存と解凍方法

冷凍するなら「できるだけ新鮮なうちに」急速に凍らせることがポイントです。解凍は冷蔵庫でゆっくりが基本です。

鮮度が落ちた状態で冷凍すると、解凍時に味や食感が損なわれやすくなります。そのため、できるだけ新鮮なうちに急速冷凍することが重要です。そうすることで、うまみ成分を含む水分(ドリップ)の流出を抑えることができます。

また、解凍は冷蔵庫でゆっくり行うことで温度差が小さくなり、ドリップの量を減らすことができます。

  1. 下処理: 水分をしっかり拭き取り、ラップでぴったりと包みます。
  2. 急速冷凍: ラップで包んだ魚を、アルミ製のトレーなどに乗せて冷凍庫に入れます。
  3. 解凍: 魚を冷凍庫から取り出し、冷蔵庫に移してゆっくり時間をかけて解凍します。

ハマチとブリの違いを簡単解説:まとめ

この記事では、「ハマチとブリの違い」について、呼び名や見た目、味、寄生虫の安全性、保存方法まで幅広く解説しました。

ハマチとブリはまったく別の魚ではなく、実は同じ魚の成長段階による呼び名の違いです。しかし、地域や用途、養殖か天然かによってもその呼ばれ方や特徴が変わるため、混乱しやすいテーマでもあります。

最後に、特に覚えておきたいポイントをまとめます。

  • ハマチとブリは同じ魚
    魚の分類としては「ブリ」であり、成長に応じて名前が変わる出世魚です。一般的にハマチは若魚(中型)、ブリは成魚(大型)を指します。
  • 味と脂のりの違い
    • ハマチ: 若魚ならではの上品で控えめな脂と柔らかい身が特徴です。刺身やカルパッチョなど、素材の繊細な風味を生かす料理に向いています。
    • ブリ: 大型魚ならではの濃厚でしっかりとした脂と強い旨味、弾力のある食感が魅力です。照り焼きやブリ大根など、加熱調理で脂を活かす料理に向いています。
  • 天然と養殖の違い
    • 天然物: 季節によって脂の乗りが変わり、身が引き締まり、野生的な旨味があります。価格は漁獲量によって変動します。
    • 養殖物: エサの調整により、一年中安定した品質と脂の乗りがあり、価格も安定しています。
  • 鮮度の見分け方
    新鮮な魚は、身の色が鮮やかで、切り口の角がピンと立っていることを確認しましょう。パックに赤い水分(ドリップ)が出ていないものを選んでください。
  • 安全な食べ方
    天然のハマチやブリを生で食べる際は、アニサキスに注意が必要です。不安な場合は、加熱するか、-20℃以下で冷凍処理されたものを選んでください。

魚は、私たちの食卓を豊かにしてくれる素晴らしい食材です。この知識を活かして、ぜひ、ご家庭で最も美味しいハマチやブリを見極め、旬の味、養殖の安定した味を存分に楽しんでください。